第1回 東京ベイ・睡眠研究会【開催のご報告】

2019年3月5日(火)当センター2階講堂にて、複数診療科の医師を対象に第1回東京ベイ・睡眠研究会を開催いたしました。(共催:浦安市医師会、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社)
※本研究会は日本医師会生涯教育講座認定2.0単位(【不眠】、【不安】)の対象です。

当日は98名(院内79名、院外19名)の医師にご参加いただき、
講演1として、当センター薬剤師より『睡眠導入剤と抗不安薬 -薬剤師の立場から-』を、
講演2として、当センター管理者神山医師より『眠い・寝れない・眠らない』の講演を実施いたしました。
近年はベンゾジアゼピン受容体作動薬に関する診療報酬改訂が行われたところですが、薬剤師の講演では、日本におけるベンゾジアゼピン受容体作動薬を取り巻く状況と、薬理作用と有害事象を防ぐための方策、今後期待される不眠と不安に対する治療についてご紹介いたしました。
神山医師からは、睡眠診療の基礎から具体的な診断・評価、患者指導にいたるまで、臨床症例をまじえた講演が行われました。

講演後は、臨床での薬剤選択や切り替え時の注意点等、実臨床に関する質疑応答が多く挙がりました。薬剤師は医師と不眠・不安治療について最新の知見を共有し、患者さんにより安全な薬物療法を提供できるよう今後も積極的に処方提案や症例介入を行っていく所存です。

関連ファイル
第1回 東京ベイ・睡眠研究会 ご案内状(PDF形式)

◆ 東京ベイ・浦安市川医療センター 薬剤室

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