各科短期研修紹介

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各科短期研修のご紹介

東京ベイの短期研修プログラム

救急・総合内科・集中治療のレベルアップのために短期研修をしてみませんか?当院の病院規模は344床と中規模ですが、救急医療に力を入れており、救急外来は年間3万人以上、救急車搬送件数は年間8,000台以上、総合内科の年間入院数4,500人以上、ICUは年間900例以上と急性期疾患の診療に広く携わっています。教育文化が根付いていますので、どの分野でも上級医から指導が受けられます。複数科での研修(救急+総合内科、総合内科+集中治療など)も可能ですので、お問い合わせください。

各プログラムディレクターより

総合内科プログラムディレクター 山田徹

当院では、内科系入院は基本的にすべて総合内科チームが主治医チームとして担当し、各専門科が担当コンサルタントとしてチームに加わるHospitalist方式のチーム医療を行っています。総合内科と各専門科の二人指導医方式による充実した教育環境を体験してみませんか。毎朝の体系的なレクチャー、実践的な教育的カンファレンス、On-offの明確な完全当直医体制など、来てよかったと思える研修をお約束いたします。
最短研修期間:2ヶ月~

救急集中治療科(救急外来部門)プログラムディレクター 井上哲也

救急外来部門では24時間救急専門医の指導を受けながら、診療を行うことができます。北米型ERの救急体制をとっており、入院管理をせずに外来に専念して週40時間労働で豊富な症例をエビデンスに則って経験することができます。それ以外にも、レクチャーやシミュレーション、ジャーナルクラブ等の週1回4時間の救急カンファレンスを実施しており、勤務が外れていれば参加することができます。
北米型ERを経験されたい先生や地域の病院で当直をするのが不安な先生、是非一緒に学びましょう!
最短研修期間:1ヶ月~

救急集中治療科(集中治療部門)プログラムディレクター 片岡惇

集中治療部門は、「最新のエビデンスと豊富な経験を両輪とした米国式研修が母国語で受けられる」、「鑑別診断の能力、病態生理の理解を重視した内科的アプローチの勉強が出来る」ことが最大の特色です。ICUに入るすべての患者(小児を除く)をClosed ICUで集中治療部が治療にあたるので、心臓血管外科、脳神経外科、一般外科、循環器科、内科といった幅広い疾患が経験できます。当院のレジデントも3ヶ月単位で研修をしており、3ヶ月で集中治療の基礎を学ぶことができるようにプログラムを作っています。年間35人以上が研修をしており、受入れの体制は整っております。別の施設の集中治療を見てみたい方、内科や外科などの専門科としてキャリアを考えているが短期集中で研修したい方など、是非一緒に学びましょう。
最短研修期間:2ヶ月~

外科プログラムディレクター 窪田忠夫

当院外科では幅広く一般外科疾患を担当しているため、臓器別に分かれている大病院とは異なって、消化器・呼吸器・血管・急性期外科・外傷・熱傷などを同じチームで担当しています。その道のスペシャリストを目指すというよりは、サブスペシャリティーに分かれる人的・経済的余裕がない地方の病院でも最低限の活躍ができる外科医となることを目標としています。もうひとつの特徴は豊富なカンファレンスを通じて、経験だけに頼らずに知識をアップデートして、日常の診療内容がグローバルスタンダードであることを常に意識していることです。当科の目標に賛同いただける方はぜひ専攻医にご応募いただきたいですが、実際の研修を体験しカンファレンスや教育のノウハウを学びたいという方のために、短期研修も受け入れています。
最短研修期間:3ヶ月~

短期研修修了生の声

田邉菜摘

略歴:2013年卒。東京慈恵会医科大学附属病院にて初期研修修了後、2015年4月から当院での短期研修(総合内科7ヶ月、ICU3ヶ月、聖マリアンナ救急1ヶ月、米国留学1ヶ月)を修了。2016年4月より明石医療センター総合内科勤務。米国内科レジデンシーのマッチングに参加する。

2015年4月から1年間東京ベイに短期研修生として在籍し、GIMとICUをローテートさせていただきました。私は米国への臨床留学を目指しており、留学前の臨床力を高めるため、そして米国スタイルの医学と教育に触れるために東京ベイで1年間の短期研修を選択しました。
大学での初期研修では腎臓、内分泌、神経内科しか選択していなかった私にとって、東京ベイのGIM研修は短期間であらゆる疾患、症例数に暴露される環境としてこの上ないプログラムでした。特に、他病院では各専門内科が管理することの多い循環器内科や呼吸器内科、消化器内科の急性期の管理を、部長の平岡先生をはじめとした非常に教育的な上級医の指導のもと主体的にやらせていただけたことが良い経験となりました。急性期から慢性期、さらには終末期医療まで、各内科疾患を満遍なく常に診ることができて偏りなく広い内科の知識と経験のスキルアップをさせることにつながりました。
また、12ヶ月のうち3ヶ月ICUローテートをし、心臓外科~脳外科~内科にわたりあらゆる科の重症管理についても経験する機会をいただきました。大学病院では経験することの少なかった手技や急変対応を多く経験することができました。また日々のラウンドでは、部長の則末先生をはじめとした、ICU医師の指導のもと系統だった鑑別、診断、治療を進めていく中で、自身の知識や思考の整理を行いながら洗練された臨床を経験することができました。また、英語でのプレゼンテーション指導もあり、臨床的な部分だけでなくプレゼンの仕方や医学英語の細かい使いわけについても教えていただき、臨床留学を目指す私のニーズとレベルに合わせた指導をしていただきました。
素晴らしい指導医と、やる気に満ち溢れるフェロー・レジデントの中での日々は非常に充実しています。短期間で内科の全体的なスキルアップと経験を積みたい方にとって、東京ベイでの短期研修は何ものにもかえがたい日々となると思います。

盛實篤史

略歴:2007年卒。高知医療センターで初期研修後、高知県内各地で地域医療に従事。2014年4月から2015年3月まで1年間の当院での短期研修(総合内科6か月、ICU4か月、救急科2か月)を修了。2015年4月より国保梼原病院、高知医療センター勤務

東京ベイ・浦安市川医療センターでの研修を終えて
2014年度の一年間を東京ベイ・浦安市川医療センターで研修させていただきました。ICU、総合内科、救急科をローテートし、各界をリードされる指導医の先生方から御指導をいただきつつ、日本にいながらにして米国式医学教育、研修を受けることができました。各科において豊富なカンファレンスやレクチャー、日々のフィードバックを受け、医学的知識の向上は勿論のこと倫理面にも配慮した医療を学ぶことができ、総合診療を下地とする私にとって飛躍的な一年となったと感じています。また、雑誌等の編集や執筆をされておられる先生も多く、情報を発信する側にいられたことも、新たな経験でした。
所属されている先生方の意欲や向上心はとても大きく、特に同世代の方々との出会いは私にとって何物にも代えがたいものです。この出会いを大切にし、これからも何らかの形で共に活動ができましたら素晴らしいことだと感じています。
これから総合診療を学ばれる先生方も、各専門科に進まれる先生方にとっても、エビデンスに基づいた体系的な教育指導を受けられる病院として、東京ベイ・浦安市川医療センターは非常に魅力的な病院なのではないかと思います。
最後になりましたが、貴重な機会をいただきました皆様に心から感謝申し上げます。

廣瀬知人

略歴:2004年卒。日本医大千葉北総病院で初期研修後、2006年より筑波大学総合診療科後期研修、2010年より同スタッフ、筑波メディカルセンター病院総合診療科勤務。2013年10月より1年間 聖路加国際病院腎臓内科、2014年10月より半年間 当院総合内科短期研修を修了。2015年より筑波メディカルセンター病院総合診療科長。

2014年10月よりICUを3ヵ月間、GIMを3ヵ月間研修させて頂きました。どちらにも共通して言えることは、米国内科専門医を始めとするスタッフによるエビデンスを踏まえた米国式内科研修が実践されており、エビデンスの解釈から使い方の吟味、臨床への応用まで、研修医から指導医までが統一した意識を持つことで、それを臨床の現場で有効に活用できる場があることでした。また、他科とのコミュニケーションも非常にとりやすい基盤が出来ており、診療においては自ら 1st touchで診療を行い、専門科からも教育が受けられるという協力体制ができており、専門的加療に関しても内科からの相談に対して各科とも非常にアクティブに診療協力をして頂け、非常に働きやすい職場環境が出来ておりました。特に循環器内科に関しては毎朝合同カンファレンスで勉強の機会が設けられており、自分としても大きく力を伸ばせた分野であると思いました。
また、それぞれの場で感じた大きな特徴として、ICUでは部長の則末先生による米国式closed ICUでの診療が確立しており、他ではなかなか学ぶことのできない洗練されたICU研修を受けることが出来ました。ここでは系統だった診療、鑑別、治療を行うことで、常に思考が洗練された状態で確実なプラクティスを身につけることができ、今後の診療への大きな力を身につけることが出来たと感じました。
GIMおいては部長である平岡先生によるethicalな教育が印象的でした。GIMでは必ず患者さんの今後の治療方針、急変時や心肺停止時の対応、方針決定などで悩んだり困ったりする機会に遭遇しますが、平岡先生の考え方やプラクティスは今までの自分のそれとは一線を画す「深い」ものでした。真に患者さんの「死生観」を探求し、周囲との協力のもと患者さん本人にとっての人生を全うできるようshared decision makingを図る、その姿勢や考え方に非常に学ぶところが多く、今後も自分の中でその力を磨いていくための大きな基盤を得ることができたと感じております。
本年度からは筑波大学に戻りGIMを続けますが、ここでの研修を糧にさらに自分を進化させ、より良いGIM研修の場を筑波でも展開できたらと思っております。その基盤作りという面においても、東京ベイはとても参考になることが多い病院であったと思います。

杉崎陽一郎

略歴:2010年卒。神戸大学付属病院にて初期研修修了後、神戸赤十字病院循環器内科に所属し2013年4月-2014年3月まで1年間の当院総合内科短期研修を修了。2014年4月より神戸赤十字病院循環器内科勤務

2013年度の1年間を東京ベイ・浦安市川医療センター(TBMC)の総合内科後期プログラムの短期研修(総合内科6ヵ月、ICU3ヶ月、地域医療研修3ヶ月)で勉強させていただきました。この1年は自分の医師人生の中で内科医として、非常に大きな意味を持つ一年になったように思います。日常の臨床で患者さんの超高齢化に伴い併存疾患の管理を始め、全身を診る、「人」を診ることの大事さを痛感することが多くありました。そのため、TBMCの門戸をたたきました。
TBMCでは日本をリードする各科指導医の先生方と日々一緒に働くだけでも得るものは大きいのですが、米国式の教育を日本にいながら受けることができます。屋根瓦式の指導体制やチームラウンド、豊富なカンファレンスやレクチャー、日々のフィードバック、どれをとっても一線を画した水準で行われています。また日本のこれからの総合内科を背負って立つであろう同世代の仲間たちや現在リードしている指導医の先生が集まっています。これから総合内科を目指す人にはもちろんですが、将来専門分野にすすむことを決めている先生方にも内科医としての素地をつくるために、こんなに適した病院はないと思います。今後、ますますの高齢化に伴いgeneral mindを持つspecialistがより必要性を増すのではないかと感じていますが、そのgeneral mindを勉強し身につけるためには、間違いなく日本で最高峰の病院だと思います。

五十野博基

略歴:2008年卒。筑波大学附属病院初期研修修了後、2010年より同病院総合診療科後期研修、2013年に一年間の当院総合内科の短期研修を修了。2014年より水戸協同病院総合診療科および筑波大学大学院人間総合科学研究科地域医療教育学に所属

私は、大学病院の初期・後期研修医として研修した後、卒後6年目に東京ベイ・浦安市川医療センターで総合内科6ヶ月、集中治療科6ヶ月の短期研修を行いました。
総合内科では、水戸協同病院と近いシステムで、ICUを除く内科全患者の入院管理を行います。米国内科専門医をはじめとする教育熱心なアテンディングの下で、常に世界標準のエビデンスを確認しながら診療を行いました。日々のカンファランスや勉強会では、レジデント中心に準備をし、他のレジデントへ披露する。全員で学び、高め合う姿勢が印象的でした。
集中治療科では、by systemの回診が特徴的です。毎朝統一された流れで頭から足先まで全身を評価してproblemを挙げ、病態生理に則った鑑別診断を考え、アクションにうつします。これは(呼吸器)内科を背景に持つ米国の集中治療医だからできる思考パターンだと思います。それが、総合診療科上がりの私にはピタリとはまりました。経験できる症例は内科重症疾患をほぼ網羅し、心臓血管外科・脳神経外科といった術後管理にまで広がります。総合内科の一般病床とは独立したローテーションのため、常にICU/HCUに身を置くことができ、刻々と病状の変化するICUのダイナミックさを、余すこと無く経験できました。
この一年で私が得た臨床経験と、JADECOM-NKPのメンバーとのつながりは、何事にも代え難いものです。私のように地域で働く医師にこそ、このプログラムでの他流試合を薦めたいです。

短期研修に関するお問い合わせ先

東京ベイ・浦安市川医療センター
診療支援課 研修センター事務担当
047-351-3101(代表)
Email: tokyobay-kenshu-jimu[atmark]jadecom.info  ([atmark]を@に変えて送信下さい。)

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